障がい(児)者における地域連携クリニカル・パス

事務局:岡山大学病院 スペシャルニーズ歯科センター 医局内
担当:江草正彦

はじめに

医療に対する社会の期待は、従来のキュア(治療)主体の医療からケア(疾患予防)・キュア・リハビリテーション(機能回復)の三位一体となったQOL向上のための支援を行うことへと拡大しています。ノーマライゼーションの観点から障がい(児)者歯科においても同様に患者が、ケア・キュア・およびリハビリテーションなどいずれの受診目的でも、必要に応じた歯科医療機関をスムーズに受診できるようにする必要があります。すなわち障がいを有する患者が最小の負担で、最適な治療を受けられるよう支援する手段が必要と考えられます。そのために、この度、地域の障がい(児)者に標準化した切れ目のない(シームレス)医療を効率的に提供するために地域連携クリニカル・パスを作成しました。

目的

地域の障がい(児)者の口腔に関するQOLを生涯にわたってサポートすることです。
医療を効率的に患者様にご提供するために、患者様と医療者のマッチングおよび クリニカル・パスをおこないます。
クリニカル・パスは予防、治療、リハビリテーションを包括するものとします。
クリニカル・パスには、患者紹介に関する共通のプロトコールを含み、情報を共有化することによりチーム医療を行います。
患者様のニーズと居住地、各歯科医療機関の機能と立地から患者に最適の受診先を提示できるようにします。